2019年アカデミー賞作品賞を受賞した映画で1960年代の黒人と白人も友情を描いた話です。
作品情報
公開年:2019年
IMDbの評価:8.2/10
監督:Peter Farrelly
出演者
Viggo Mortensen(Tony Lip)
Mahershala Ali(Dr. Donald Shirley)
Linda Cardellini(Dolores)
あらすじ(ネタバレ)
1962年イタリア系のTony Lipはクラブのガードマンをやっていて妻と子供2人とニューヨークに暮らしていました。Tonyは黒人がシンク修理で家に来た時使ったコップを捨てるぐらい黒人に対して差別的でした。
クラブの改装で職を失い、家族を食べさせなきゃいけないTonyはドクターの運転手の仕事を紹介してもらいます。ドクターのもとに行ってみるとドクターは黒人でミュージシャンでTonyは断ろうとしましたが、生活のために渋々仕事を受けます。
Tonyの仕事は演奏会場にドクターを送るだけでなく、黒人が泊まれる宿Green Bookに載っている宿を探し、ドクターが危険な時は守ることでした。最初はぎこちない2人でしたが一緒に旅をすることでドクターはTonyがイメージするフライドチキンを毎日食べてる黒人ではなく、フライドチキンも食べたことない紳士で高潔な人だとわかってきてTonyが書く妻への手紙を洗練させたり、Tonyは固定概念が破れていきます。
アメリカの南部は北部よりも黒人差別が酷く、ドクターはダイナーに行くと黒人は入るなと暴行を受けたり、スーツ店に行くと試着すら許されなかったり、演奏するレストランで食事させてもらえなかったりとTonyは現実を目にして憤りを感じます。そしてドクターは他の黒人に勇気を与えるためあえて黒人差別が厳しい南部でのツアーをすることを決めたとTonyは知ります。
警察に捕まったり、幾度と困難を乗り越えてツアーは終わり、Tonyの妻との約束だったクリスマスにTonyは帰宅します。そこには愛する家族達が集まり、そして最初は来ないと言っていたドクターもTonyの元に来て一緒にクリスマスを祝います。妻のDoloresは南部への旅でのTonyの変化に喜ぶのでした。
感想
1960年台の黒人差別は目を背けたくなるぐらい酷くTonyも黒人が使ったコップを捨てるぐらい差別をしていたけどそう育ってそれが普通のことでTonyはドクターと旅をしてドクターのことや黒人差別の現状を知ることで差別をしなくなり、知らないから風習や伝統で固定観念ができてしまい、ちゃんとした知識や実際体験して知ることって大事だなと思いました。Viggo Mortensrnはどの映画でもカッコいい役ばっかだったけどGreen Bookでは全くかっこいいと思えないぐらい演技がうまかったです。そしてLinda Cardelliniが最近大作映画にいっぱい出てうれしいです。1960年代のファッションが好きなので洋服も楽しめました。
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