101匹わんちゃんの悪役クルエラが主演のディズニー映画です。
作品情報
公開年:2021年
IMDbの評価:7.4/10
監督:Craig Gillespie
キャスト
Emma Stone(Estella / Cruella)
Emma Thompson(The Baroness)
Joel Fry(Jasper)
Paul Walter Hauser(Horace)
John McCrea(Artie)
Mark Strong(John the Valet)
Kirby Howell-Baptiste(Anita Darling)
あらすじ(ネタバレ)
Estellaは小さな頃から個性的で奇抜なファッションや髪型をし、度々学校で注意され、貧しいながらにもEstellaのことを信じてくれる母親と暮らしていました。ある日、母親が使用人として働くパーティーで母親が雇い主に金銭援助のお願いをしていると、Estellaはパーティーに忍び込み、騒ぎを起こし、Estellaを追い出そうとしたダルメシアンが暴走し、Estellaの母親を突き落とし、死んでしまいます。孤児になったEstellaは彷徨い、街で出会った孤児のJasperやHoraceとともに盗みを行い、生活し始めます。時は経ち、Jasper達はファッションが好きなEstellaのためにLibertyでの就職を用意します。しかし、その仕事は掃除でもっとファッションのことがしたいEstellaはボスにアピールしますが、受け入れられず、ある日ショーウィンドウを勝手に装飾します。Estellaは怒られますが、それを見たファッションデザイナーのBaronessはそれを気に入り、Estellaを雇います。雇われたEstellaは才能を発揮し、Baronessにも気に入られますが、Baronessが悪者を追い出すとき、犬笛を吹き、ダルメシアンを使ってるのを見て、母親を殺したのでは自分ではなく、Baronessだと分かり、復讐心を燃やします。EstellaはCruellaと名乗り、Baronessのショーに現れ、潰していき、Cruellaは話題の人となっていきます。Estellaが密かにデザイン画を描いているとBaronessに奪われて、そのドレスを作り、次のコレクションに備えていたら、実はそのドレスは蛾の繭でできていてランウェイは蛾で埋まり、客は逃げてしまい、その先でCruellaはファッションショーを行い、大成功を収めます。しかし、Cruellaの正体を知ったBaronessはEstellaを燃やします。Estellaは間一髪のところでBaronessの執事に助けられ、EstellaはBaronessの娘でBaronessはEstellaが生まれた時、処分するように言い、心優しい使用人にEstellaを託したということを知ります。EstellaはJasper達に酷い扱いをしていましたが、そのことを謝り、Baronessを陥れる計画を立てます。Baronessのパーティーで参加者にCruellaの格好をされ、警備員を閉じ込め、Baronessの目を欺き、母親が死んだ場所で自分が娘であることを打ち明け、受け入れてくれるかと思ったらEstellaは崖から落とされます。その場面を参加者や警察が見ていてBaronessは捕まり、落とされることを想定していたEstellaはパラシュートで助かり、Baronessの財産を受け継ぎ、Cruellaとして復活するのでした。
感想
Estella目線の話だからEstellaを応援したくなるけど、Estellaも完璧じゃないし、酷いこともするから、悪役が主役だと誰を応援するのが正しいのかわからなくなってきます。完璧じゃないからこそ万事うまくいかなかったり、人間くさいところが現れて、共感できるところもあり、プリンセス映画とは一味も二味も違う映画になってて面白かったです。Emma StoneもEmma Thompsonもうますぎて他の映画の役とはまるで別人でした。実際の画像にニュースとかの文字が映し出される映像はおしゃれだし、ファッションも斬新で見てて楽しかったです。やっぱり1番好きなシーンは白のケープが燃えて赤いドレスになるところです。また、Estella達を助ける犬達が可愛すぎでした。101匹わんちゃんでのクルエラはダルメシアンの毛皮をコートにする冷酷な人間でしかなかったけど、そんなクルエラよりさらに残忍な敵がいて、ファッションで駆け上がっていくサクセスストーリーを思いつくのがすごいです。フィクションではありますが、どんな業界でも一線で活躍し続けるには才能や努力、人脈が必要でその大変さを実感しました。
クルエラはどこで見れる?
クルエラはディズニープラスで見ることができます。