リン=マヌエル・ミランダ作曲のディズニーのミュージカル映画です。
作品情報
公開年:2021年
IMDbの評価:7.7/10
監督:Jared Bush、Byron Howard、Charise Castro Smith
キャスト
Stephanie Beatriz(Mirabel)
María Cecilia Botero(Abuela Alma)
John Leguizamo(Bruno)
Mauro Castillo(Félix)
Jessica Darrow(Luisa)
Angie Cepeda(Julieta)
Carolina Gaitan(Pepa)
Diane Guerrero(Isabela)
あらすじ(ネタバレ)
コロンビアの村でAbuelaは幸せに暮らし、3人の子を産みますが、村が襲われ、逃げる途中、夫が盾になり、殺されてしまいます。絶望するAbuelaの元に光が灯り、魔法が生まれ、外敵を防ぐ町ができ、Madrigal家は代々魔法を授かり、その魔法で街の住人を助けていました。
魔法はある年齢になると儀式が行われ授かるのですが、Abuelaの娘の癒しの能力を持つJulietaの三女であるMirabelは家族で唯一魔法を授かれず、いつか自分が奇跡を起こす日を夢見ていました。
従兄弟のAntonioが動物と話す力を手に入れ、祝っている中、居場所がなくなったMirabelは部屋の外に出ると魔法の家が壊れ、魔法の蝋燭の光が消えるのを見ます。みんなに報告しますが、再度その場所を訪れてもなんともなく、Mirabelは不思議に思います。他にも異常が起こってないか調べたく、姉の力持ちなLuisaの異変を感じます。Luisaは力が弱くなっていることを感じていて、自分の力を街の人たちのために使っていますが、期待に応え続けてプレッシャーを感じていることをMirabelに打ち明けます。その後、Luisaの力は無くなってしまい、未来がわかる能力があり、今は失踪したBrunoの部屋に答えがある可能性があることを聞き、Brunoの部屋へ行きます。
Brunoの部屋は階段が続いており、登りきりたどり着いた部屋で光る緑のかけらを見つけ繋げると壊れた部屋とMirabelが映っていました。部屋を出るとネズミが緑のかけらを奪っていき、追いかけると家の裏へと通じており、そこでBrunoを見つけます。BrunoはMirabelと壊れる家のビジョンを見てそれを隠すため、家を出ましたが、実際は家の中で誰にも見つからずに過ごしていました。ビジョンには続きがあるはずと思い、Brunoの能力で続きを見るとMirabelと花を出せる完璧な姉のIsabelaが抱き合って蝋燭を治すビジョンが見え、MirabelはIsabelaと仲良くありませんでしたが、ハグをするためにIsabelaの部屋に向かいます。
最初2人はぎこちなかったのですが、話していくと、Isabelaは家族のために結婚しようとしていて、街のためにきれいな花を出し続けて本心は違うことがわかります。MirabelとIsabelaはハグしますが、状況は変わらず、AbuelaにMirabelは責められ、家は壊れ、魔法の蝋燭の光は消えてしまいます。
MirabelはAbuelaが魔法で家族を追い詰めてそのことで魔法が消えてると言いますが、自分のせいであるとも思い、逃げ出します。追ってきたAbuelaは自分の否を認め、Mirabelに想いを伝え、2人はハグで仲直りし、魔法に頼らず、家を再び立て直します。家が出来上がり、最後にMirabelがノブをつけると再び家に魔法が生まれるのでした。
感想
最初から大きな敵がいるわけでもなく、話がどういう方向に展開していくのかわからなくてずっとワクワクしながら見ることができました。
行った映画館が吹き替えしかなくって曲にLin-Manuel Mirandaらしさが少ないなと思ってたら英語で聞いたらしっかりラップも入ってました(他の映画よりは抑えめな気がしますが)。英語の方が情報量も多く、今度は字幕で見たいです。
ディズニーはビジュアルが良く完璧な主人公が多いけどMirabelは違ってより共感できました。何より映像がすごくって紙や木の質感とか刺繍の感じとか本物そのもので人以外は完全に実写映画でした。
魔法の家の特に個々の部屋は個人の能力が表現されていて見てて楽しかったです。
Abuelaは魔法を守りたいがあまり、家族の本当にやりたいことを無視し、結果、全てが壊れてしまったわけだけど、現実でもお金や学歴、世間体を気にするがあまり、良かれと思って自分の希望を押し付けてしまうのではなく、しっかり一人一人のことを考えて考えや希望を聞くのが大事ということを伝えたいのかなと思いました。
ミラベルと魔法だらけの家はどこで見れる?
ミラベルと魔法だらけの家は全国の映画館で見れます。