1960年代のオーストラリアが舞台のミュージカル映画です。
作品情報
公開年:2012年
IMDbの評価:7.1/10
監督:Wayne Blair
キャスト
Chris O’Dowd(Dave Lovelace)
Miranda Tapsell(Cynthia)
Deborah Mailman(Gail)
Jessica Mauboy(Julie)
あらすじ(ネタバレ)
アボリジニが差別されていた1968年。歌が上手いアボリジニの3姉妹が歌コンテストの司会だったDaveと出会い、ベトナムにいるアメリカ兵のために歌う仕事を見つけ、いとこで肌が白いからという理由でアボリジニの町から政府に誘拐され都会で暮らしていたKayも誘い、戦火のベトナムに渡ります。
4人はサファイアズというグループを結成し、サファイアズは瞬く間にアメリカ兵の中で有名になります。リードがやりたい長女のGailでしたが妹のJulieにリードを奪われて調和を乱したり、次女のCynthiaは調子に乗ってお酒を飲みすぎてステージから降ろされたり、三女のJulieは負傷兵を見て歌えなくなりホームシックになったり、いとこのKayは肌は白いけど実際にはアボリジニでその間で揺れたり、いろんなことが起こり、遂には遠征中面倒を見てくれたDaveが逃げ遅れ、打ち合いに巻き込まれてしまいます。
サファイアズはDaveの死を悲しみますが、前に向かって進むことにし少し経った後、Daveが生きていることがわかり、サファイアズはオーストリアに帰り、言い合いが多いけど惹かれあってたDaveとGailは結婚しKayはアボリジニの村に戻ると決断します。
感想
この映画は実話を元にしている話で50年ぐらい前にまだ差別があったりアボリジニを排除するため白い肌に生まれたアボリジニの子を誘拐するとか信じられない話でした。
そうとは言っても差別が当たり前だった時代にそれを崩していくのは難しくってサファイアズの才能を見込み伸ばして売り込んでいくDaveの勇気や行動力はすごかったです。
そんな世間から見向きもされなかったサファイアズが才能を認められ有名になっていくドリームガールズのような話かと思ったら戦争の話も入ってたり差別の話もあって結局は有名にならず地元に戻るというラストで色々考えさせられる話でした。
日本は同じ人種しかいないからほとんど差別は感じないけどいろんな人種がいる国だと今も差別が起こってるところもあって悲しいなと思いました。
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