ベトナム戦争に関する政府が隠蔽していた事実を報道する物語です。
作品情報
公開年:2017年
IMDbの評価:7.2/10
監督:Steven Spielberg
キャスト
Meryl Streep(Kay Graham)
Tom Hanks(Ben Bradlee)
Sarah Paulson(Tony Bradlee)
Bob Odenkirk(Ben Bagdikian)
Tracy Letts(Fritz Beebe)
あらすじ(ネタバレ)
ベトナム戦争について政府が隠していた情報を内部の人が持ち出し、数ヶ月かけてNew York Timesが記事にします。
しかし、政府は秘密保護に違反してるとNew York Postにその情報を書くことを禁止します。 そこでWashington Postは情報源を探し出し、発表することに決めます。 発表することで職を失う可能性もあり、編集長のBen(Tom Hanks)や会長のKay(Meryl)は悩みます。
Washington PostはKayの父親が始めた会社でKayの旦那が引き継ぎ、Kayはずっと主婦だったのですが、夫を失い、いきなり会長のポストについたから周囲からあまり期待されておらず、Kayにとっては職を失うことに加えてずっと仲良くしてた友人を陥れるということでもあり、かなり重大な決断でした。
周囲の反対を押し切り、その記事を出すことを決断し、案の定、政府から訴えられますが、知る権利を世間や他の新聞に訴え、見事勝利を勝ち取るのでした。
感想
もちろん政府が隠してたことを暴いた話ではあるのですが、主にはKayが女性だから主婦だからとあまり期待されてない中、重大な決断をしなければならなく、そのことで失うものも多く、決死な覚悟で記事を出し、世界を変えて行くという女性の物語というのがテーマでした。
弱いところもあり、若干振り回されながら決断し、徐々に自信を持つまでの感情が見てる側にもひしひしと伝わってくるMeryl Streepの表現力はさすがでした。
それとともに失うものがあるとわかってても信念とともにたたかうPostのチーム、それを支える家族の姿勢は本当に感動的でした。
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