リン・マニュエル・ミランダ制作ミュージカルの映画版です。
作品情報
公開年:2021年
IMDbの評価:7.3/10
監督:Jon M. Chu
キャスト
Anthony Ramos(Usnavi)
Melissa Barrera(Vanessa)
Leslie Grace(Nina Rosario)
Corey Hawkins(Benny)
Olga Merediz(Abuela Claudia)
あらすじ(ネタバレ)
ニューヨーク北部のワシントンハイツはラテン系の移民が住んでいるエリアでワシントンハイツに住むUsnavi(Anthony Ramos)は小さなショップを営んでいましたが、故郷への想いが強く、故郷に帰る準備をしていました。
ショップによく来るVanessa(Melissa Barrera)は美人でいつも男の人に声をかけられていて、サロンで働いていましたが、ファッションデザイナーになることが夢で夢に向かって頑張っていました。VanessaはUsnaviの店によくきていましたが、奥手のUsnaviは声をかけられず、同じ店で働く不法滞在者の父を持つSonyの後押しでデートに漕ぎ着けます。
デートはうまくいかず、移住の準備を進めます。祖国が貧しく、アメリカに出稼ぎにきた祖母のClaudiaの死や大学に行ったけど差別に押し潰されて中退してしまったNina、アメリカで生まれたのに不法滞在の身のため移住権がないSonyの闘いを見たり、Vanessaの夢や想いを聞いたりすることでUsnaviはアメリカにとどまることを決め、Vanessaと結婚し、子供たちに自分の人生を語ります。
感想
アメリカのラテン系の移民がニューヨークで起こる差別や不法滞在、貧困などの問題を提起したミュージカルなのですが、日本は人種があまり多様でなく、日本系の人種がいくつかの国に渡って住んでいるわけではなく、人種によるコミニティの重要さとかもわからないので中々理解し難い内容でした。アメリカにいないので詳しいことはよくわかりませんが、今はラテン系というよりも黒人差別やアジア人差別の方が取り上げられているし、トップチャートにはスペイン語の曲が多いのでラテン系でもこういう思いをしていたというのが、驚きでした。
ラテン系移民の思いが集約されているのが、Claudiaの歌う曲で最初は自分の国が好きなら移住しなければいいじゃんとか思ってたけど、金銭的な問題で移住せざるを得ないことがわかったり、心打たれる曲でした。
In the Heightsは英語とスペイン語が混ざってて通訳も両方訳さなきゃいけなくて大変そうだな(別々にやってる気もしますが、)。
イン・ザ・ハイツはどこで見れる?
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