ティモシー・シャラメ演じる薬物依存症のニックと息子を支えるデイビットの実話の物語です。
作品情報
公開年:2018年
IMDbの評価:7.3/10
監督:Felix van Groeningen
キャスト
Timothée Chalamet(Nic Sheff)
Steve Carell(David Sheff)
Maura Tierney(Karen Barbour)
Stefanie Scott(Julia)
あらすじ(ネタバレ)
Nickは両親が離婚していましたが、父親のDavidとは仲良く、Davidの再婚相手のKaren妹のDaisyとJasperと暮らしていました。Nickはひょんなことからドラッグを始め、どんどん強いものに手を出していき、父親にも言われ、リハビリ施設へと入ります。大学にも行かないと言っていましたが、リハビリを受け、大学進学する気になり、Davidも応援し、大学ではJuliaという彼女もできて立ち直ったかのように思えていましたが、ドラッグは続けていて、Davidは何のドラッグを使っているかや今後、Nickの体はどうなってしまうのか、立ち直るにはどうすれば良いのかなど調べ、Nickをサポートします。そして、元妻とも話し合い、ロサンゼルスのリハビリ施設に入れることになりますが、抜け出し、DavidはNickを必死に探しますが、見つからないでいました。Davidの留守中にNickと同じく薬物依存症の友達Dianeと家に入り込み、家族が帰ってきたところで2人は逃げますが、Karenは車で追いかけますが、逃げられてしまいます。DavidはもうNickを救えないことを悟ります。Nickと一緒にいたDianeは過剰摂取で病院に運ばれ、Nickは改心したいと思い、父親に電話をかけますが、Davidはもう手を差し伸べてはくれませんでした。その後もNickはドラッグを使い続け、ボロボロになっていて、DavidとKarenは薬物依存で死んだ親の話を聞き、もう1度Nickを助けようとNickに手を差し伸べるのでした。その後、Nickは家族のサポートで薬物依存を克服しました。
感想
アメリカでは違法薬物の生涯経験率が40%を超えるのに対し、日本では2%以下と多くなく、違法薬物があまり身近ではないのでまず、若者における死者の1位が違法薬物による死亡ということに驚きました。世の中には様々な依存症があり、タバコやアルコールが日本だと一般的で長い目で見ると癌になったり、その他合併症にかかりますが、薬物は一瞬で死んでしまうこともあり、法律でも禁止されているし、後遺症で脳の機能も正常には動かなくないます。リハビリ施設に入っても依存症は治らないパターンは多く、最初に手を出さなかったり、手を出す薬物そのものがなくなる世界になったら嬉しいです。Davidがどんなに手を差し伸べても薬物の力は強くNickは薬物摂取を繰り返してしまい、薬物依存者の周りの人達の接し方の難しさも痛感しました。最近Timothee Chalametの映画を結構見ますが、全部違う人に見えてすごいです。
ビューティフル・ボーイはどこで見れる?
ビューティフル・ボーイはアマゾンプライムビデオで見ることができます。