現代で人里離れて自給自足で暮らす一家の物語です。
作品情報
公開年:2016年
IMDbの評価:7.9/10
監督:Matt Ross
キャスト
Viggo Mortensen(Ben)
George MacKay(Bodevan)
Samantha Isler(Kielyr)
Annalise Basso(Vespyr)
Nicholas Hamilton(Rellian)
Shree Crooks(Zaja)
Charlie Shotwell(Nai)
あらすじ(ネタバレ)
父親のBenと6人の子供はアメリカの森の中に住み、自給自足の生活を送っており、学校に行かず父親が全てを包み欠かさず教え、みんな頭は良くアスリート並みの運動神経を持っていました。母親は双極性障害で入院していましたが、自殺してしまいます。
一家はお葬式にいこうと試みますが、母親の両親に来ないよう言われます。諦めようとしますが子供達の後押しでバスでお葬式に向かうことを決めます。
道中、姉夫妻に今の子供達への教育は間違ってると非難されますが、Benはテレビゲームばっかりやってる甥よりも自分の子供たちの能力が高いことを見せつけます。
一家はお葬式に到着し、妻の希望通り火葬するよう訴えますが、その場から追い出されてしまいます。
葬式の後で墓場から掘り返し火葬しますが自分は子供たちの教育に悪いと思ったBenは子供達を祖父母の家に預けることを決意し旅立ちます。
子供達はバスに隠れてて、これからも父親と一緒に過ごすことを選びます。しかし、前のようなワイルドな生活ではなく家庭菜園を作り家に住み、子供達は学校に行くという生活に変わるという話でした。
感想
はたから見ると変わってて親のエゴだと言われかねない森での自給自足な生活ですが、Benには信念があり実際、子供達はたくましくなり、頭も良く、運動能力も高くて何が1番正しいのかなと考えちゃう映画でした。
能力は高くても他の人と交わらないから長男のBodevanのようにいくら頭が良くいくつも有名大学に受かったとしても一般社会でやっていくには難しくって、Benは一度子供達を失うことで信念は持っているけど、そのことに気付き、子供達と住み、学校に通わせることを選択するという決断が感動的でした。
今は便利なものが溢れててそれがなくなったら何もできなくなるけど、何か起こったらこういう育て方をされた方がサバイバー力は高くていいのかな🙄
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