耳の聞こえない両親と兄を持つ高校生の物語です。
作品情報
公開年:2021年
IMDbの評価:8.0/10
監督:Sian Heder
キャスト
Emilia Jones(Ruby Rossi)
Troy Kotsur(Frank Rossi)
Marlee Matlin(Jackie Rossi)
Daniel Durant(Leo Rossi)
Ferdia Walsh-Peelo(Miles)
Eugenio Derbez(Bernardo Villalobos)
あらすじ(ネタバレ)
耳が聞こえない両親と兄を持つRubyは家族の中で1人だけ耳が聞こえ、父と兄の漁を手伝い、家族の通訳をし、自分のやりたいことは諦めていました。Rubyは音楽が好きで、合唱部に参加しますが、人前で歌ったことがなく、不安で逃げ出してしまいます。しかし、一度教室に戻り歌うと音楽教師のVillalobosに認められ、Milesとのデュエットを任せられたり、音楽学校に入るための特訓を受けさせてもらえるようになります。
Rubyの音楽の道は順調かに思われましたが、両親に通訳を頼まれ、進学よりも家業を手伝ってほしいと言われ、一度はその頼みを拒絶したものの、家族思いのRubyは夢を諦め、家族を手伝うことに決めます。
しかし、家族は自分達がRubyの負担になっていると気づき、音楽学校のオーディションにRubyを送り届けます。RubyはVillalobosの演奏で家族が見守る中、手話と共に熱唱し、合格します。
家族もRubyの夢を応援し、Rubyは家族を離れ、音楽学校に進学するのでした。
感想
特に大きなことは起こらず、緩やかな時が流れる映画ですが、耳が聞こえない両親と家族の中で自分だけが聴こえるRubyの葛藤が細かく描写されていて、最初から最後まで楽しめる映画でした。
Rubyに頼りきりな母親、Rubyには頼りたくない兄、家族は大事だけど自分の夢も追いたいRuby、Rubyの状況を理解しつつも才能を伸ばしたいVillalobosなど、一緒に過ごしていく中で自分のことだけ考えるのではなく、相手のことを考えて成長していく姿に感動しました。
Miles役はSing Streetの主役のConor役だったFerdia Walsh-Peeloで成長しすぎて最初誰かわかりませんでした。
聴覚障害者の話といえば、Switched at Birthを思い出しますが、途中で止まってるので、いつか見れたら嬉しいです。
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