ドイツ映画『グッバイ、レーニン!(Good Bye Lenin!)』あらすじ(ネタバレ)・感想・どこで見れる?

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評価 :5/5。

東西ドイツ統一時の話です。

目次

作品情報

公開年:2003年
IMDbの評価:7.7/10
監督:Wolfgang Becker

キャスト

Daniel Brühl(Alex)
Katrin Saß(Mutter)
Chulpan Khamatova(Lara)
Maria Simon(Ariane)
Florian Lukas(Denis)
Alexander Beyer(Rainer)

あらすじ(ネタバレ)

東西にドイツが分かれていた時代にAlex一家は社会主義の東ドイツに住んでいましたが父親は西ドイツに亡命し、ショックを受けた母親は社会主義のよさを伝えるため教師になります。その後、その活動は評価されて表彰されることになります。Alexは小さい頃は宇宙飛行士を目指していましたが大人になり特に目標もなく社会主義に対する抗議活動をしていました。ある日デモに参加したら捕まってしまいAlexが捕まるのを見た母親は倒れてしまいます。病院に運ばれ心臓が悪く意識不明の状態が続いてしまいます。Alexは毎日のように病院に通いデモで出会った看護師のLalaと再開します。その後、ベルリンの壁が壊され、東西ドイツが一緒になり資本主義に変わり、Alexは衛生放送を広める仕事につきます。世の中が急激に変わる最中に母親が目を覚まします。医者に少しの刺激でまた心臓が悪化すると言われたAlexは社会主義が終わったことを母親が知ることが無いように自宅を前の状態に戻し家で面倒を見ることに決めます。またテレビが見たいと言った母親のために友人とでっち上げのテレビ番組を作りみせます。しかしAlexがうっかり眠ってしまった隙に母親は外に出て変わり果てた世界を見てしまいます。Alexは東の難民を受け入れるようになったからだといい納得させます。その後、家族揃ってピクニックに行きそこで父親が西ドイツに亡命したあと自分達も行く予定だったけど子供2人を連れて亡命する勇気がなかったこと、本当に父親からの手紙が来てたけど隠してたことを明かします。それを言ったあと容態は急変し入院することになり母親の願いだった父親との再会を果たせます。その後Lalaは事実を母親に打ち明けてしまいますがAlexは社会主義に良い方向で東西ドイツが一緒になったというニュースを作り母親の世界でもドイツが一緒になります。そしてその後母親は息を引き取り願い通りロケットに遺灰を入れて空に打ち上げるのでした。

感想

はじめてのドイツ映画です。今のドイツのはビールとソーセージとかわいい町、かわいいお城がいっぱいあるメルヘンな国というイメージで昔はヒトラーのイメージが強くってその間のこと(戦後から統一まで)の知識がまるでなくびっくりすることばかりでした。 分断されてたのが10年ぐらいなのかと思ってたら40年以上違う国でそれが一夜にして一緒になり180°違う生活になって今まで使ってたお金も変えないと全く意味のないものに変わっちゃって今まで当たり前にスーパーで買ってたものが買えなくなってそんなことが数10年前に起こってたのかと思うと驚きました。 Alexは母親に生きて欲しく、東西ドイツが統一したことを隠し、必死に昔のものを集めたり、嘘のニュースを作ったりするほどの優しさとか愛が感動的でした。 Lalaが実際何を言ったかとか母親が何を知ってたとかはわからないけど本当は全部知ってたんだけど隠そうとするAlexに合わせてその嘘に付き合ってたんじゃないかなと思いました。
今までアメリカかイギリスのドラマしか見てこなかったけどこういう他の国の映画もネット配信になってから手が届きやすくなったしいろいろ見ていきたいです。

グッバイ、レーニン!はどこで見れる?

グッバイ、レーニン!はamazonで見ることができます。

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この記事を書いた人

こんにちは。Chihiroです。
映画・海外ドラマについて発信しています。
Netflix、Disney+、Hulu、Amazon Prime Video、Apple TVで毎日映画・海外ドラマ三昧の生活をしています。

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