アニメ映画『ロン 僕のポンコツ・ボット(Ron’s Goes Wrong)』あらすじ(ネタバレ)・感想

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評価 :5/5。

友達がいない男の子とロボットの友情物語です。

目次

作品情報

公開年:2021年
IMDbの評価:7.2/10
監督:Sarah Smith、Jean-Philippe Vine、Octavio E. Rodriguez

キャスト

Jack Dylan Grazer(Barney)
Zach Galifianakis(Ron)
Ed Helms(Graham)
Olivia Colman(Donka)
Rob Delaney(Andrew)
Justice Smith(Marc)

あらすじ(ネタバレ)

バーニーは母親を亡くし、変わり者で発明家の父親と料理好きの祖母と一緒に暮らしていました。

世の中では自分の好みに合わせて友達を作ってくれたり、交通安全を守ってくれたりするロボットBボットが流行っていて、子供たちは皆Bボットを通じて画像や動画をシェアしたり、ゲームを楽しみ、Bボットを持っていないバーニーは休み時間に遊ぶ人がいず仲間はずれになってました。

バーニーの誕生日に流行に疎いバーニーの父親はようやくバーニーがBボットが欲しいことに気づき、買いに行きますが、3ヶ月待ちということがわかり、壊れたBボットを非正規ルートで引き取ります。

Bボットを手に入れ、喜んだバーニーでしたが、手に入れたBボットはネットに繋がっておらず、aから始まる言葉しか知らず、全く使い物にならなくて返品しようと思い、お店へと向かいます。

その途中、いじめっ子たちがバーニーをからかい、バーニーを守りたいBボットはいじめっ子たちをやっつけます。バーニーはそれを見て愛着が湧き、ロンと名付け、自分のことを教え始めます。ロンはバーニーのことをどんどん知り、2人は仲良くなって行きます。Bボットは本来、人を攻撃することはないため、その動画がでまわり、会社の人はロンをスクラップにしようと探し始めます。

ロンとバーニーは絆を深めますが、他人を攻撃する機能を羨ましく思ったいじめっ子はそのロンの機能をダウンロードし、その場はメチャクチャになり、バーニーはロンを守るため、森へと逃げます。しかし、天候は悪く、ロンの充電も無くなり、バーニーも喘息となり、ロンは最後の力を使い、バーニーを森から運び出します。

Bボットの製作者はロンをネットに繋ぎ、バグを治しますが、前のロンが好きだったバーニーは元のデータを取り戻すため、本社へと進入します。追われつつもデータを見つけますが、Bボットを通してみた友達は全然幸せそうじゃなく、みんなのBボットもロンみたいになればいいのにと会社を追われた製作者と共にBボットにロンのデータを送ろうとしますが、データを送ることでロンが消えることがわかり、1度は踏みとどまりますが、みんなのためを思ってデータを送り、ロンは消えてしまいます。

しかし、そのことでBボット漬けだった子供たちは本来の友達を思い出し、小さい頃仲良かったけど今は離さなくなっていた仲間と再び仲良くなれ、友達がいなかったバーニーは友達ができるのでした。

感想

子供向けの映画でありながら、今のSNSの世界への問題を提起するという深いテーマがある映画で大人でも楽しめました。

健気にバーニーを助け、友達を作ろうとするロンは可愛かったし、唯一の友達のロンを失うと分かっていても他の人たちを助けたいと思うバーニーは感動的でラストシーンは号泣でした。

Bボットは便利だけど使い方を間違えれば恐ろしいことになったように、スマホやSNSも正しい使い方をしないとどんどん悪い方向に向かってしまうので新しい便利なものが出たらでたで大変だと思いました。

ロン 僕のポンコツ・ボットはどこで見れる?

ロン 僕のポンコツ・ボットは全国の映画館で見ることができます。

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この記事を書いた人

こんにちは。Chihiroです。
映画・海外ドラマについて発信しています。
Netflix、Disney+、Hulu、Amazon Prime Video、Apple TVで毎日映画・海外ドラマ三昧の生活をしています。

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