1970年代アパルトヘイト下の南アフリカの白人の女の子がアメリカに来る物語です。
作品情報
公開年:2000年
IMDbの評価:7.2/10
監督:Kevin Hooks
キャスト
Lindsey Haun(Mahree Bok)
Shadia Simmons(Piper Dellums)
Carl Lumbly(Ron Dellums)
Penny Johnson Jerald(Roscoe Dellums)
あらすじ(ネタバレ)
1977年、議員の父を持ちアメリカに住む黒人のPiperはアフリカからの留学生を受け入れたく、両親にお願いしていました。一方、アパルトヘイト制度が残る南アフリカに住むMahreeはアメリカ留学を待ち望んでいました。Piperはアフリカからの留学生と聞き、黒人と思い込み、Mahreeは議員の一家と聞き、白人と思い込み、白人と黒人は違う地位の南アフリカで育ったMahreeは驚き、部屋に引きこもります。Mahreeは帰国も考えましたが、親にすぐ帰宅すると思ってたと言われ、Dellums一家の家に留まることを決めます。
最初はぎこちなかったMahreeでしたが、どんな人種も平等なアメリカの文化に戸惑いながらも、徐々にアメリカの生活に慣れていき、Piperとも仲良くなり、学校にも通い始めます。また、黒人の歴史についてもPiperの父親に本を借り、勉強し始めます。
仲良くなったMahreeとPiperでしたが、PiperがMahreeに南アメリカに遊びに行っていいか聞くと、Mahreeの微妙な反応にPiperは起こってしまいます。Mahreeが微妙な反応をしたのは今の南アメリカの社会では黒人であるMahreeは家に呼べないことがわかっていたからです。
そんなある日、南アメリカでアパルトヘイト反対派の黒人活動家であるSteve Bikoが殺され、南アメリカ大使館前でデモが起こり、MahreeはDellums家から連れ出され、帰国を指示されます。
すぐには帰りたくないMahreeは帰国命令が嘘の証拠を取り、Dellums家も手伝ってくれ、Dellums家に戻ることができます。
さらにDellums家との仲を深め、差別についての理解も深め、以前とは全く違う考え方ができるようになり、南アメリカに帰国するのでした。
感想
10年以上前に見た時はそこまで深く考えずに見てたけど、改めて見たらかなり深く、歴史も学べる良い映画でした。Mahreeは白人と黒人が隔離された世界で生きていたけど、いきなり、全く考え方が違うアメリカに来て、様々なことを学ぶことで考え方が変わっていき、南アメリカでなくとも、違う世界やコミニティに行き、考えや歴史を学ぶことって大事なことだと感じました。
南アフリカから来た友だちはどこで見れる?
南アフリカから来た友だちはディズニープラスで見ることができます。