DCコミックスの映画ワンダーウーマンの2作目です。
作品情報
公開年:2020年
IMDbの評価:5.4/10
監督:Patty Jenkins
キャスト
Gal Gadot(Diana)
Chris Pine(Steve Trevor)
Kristen Wiig(Barbara Minerva)
Pedro Pascal(Maxwell Lord)
Connie Nielsen(Hippolyta)
Robin Wright(Antiope)
あらすじ(ネタバレ)
1984年でDianaは博物館の職員として働いていました。同じく博物館に勤める地味で他人に見向きもされないBarbaraは美人なDianaに憧れ、話しかけ、2人で食事に出かけると、DianaはBarbaraはユーモアがあっておもしろいことに気づき、2人は仲良くなります。ある日、Barbaraは盗品の鑑定をすることになり、その中にドリームストーンがあり、叶わないと思いつつもDianaはSteveが戻ってきてくれることを願い、BarbaraはDianaになりたいと願います。すると、Steveが現れ、Barbaraはみんなに容姿を褒められるようになります。仕事で失敗続きのMaxwellはドリームストーンを手に入れたく、Barbaraに近付き、ドリームストーンを盗みます。そして自分がドリームストーンになるという願いが叶えられ、いろんな人の願いを聞く代償に自分の欲しいものを手に入れていきます。いろんな人の願いが叶えられることで世界は混沌となり、Dianaは止めようとSteveと共に戦います。ドリームストーンで願いが叶うとその代償で何かが失われ、Dianaは力が失われてきていました。このままでは勝てないと、泣く泣く願いを取り消し、Maxwellの元へと向かいます。公共の電波でMaxwellは世界中の願いを叶え、世界はさらにメチャクチャになっていました。Maxwellはその状況を楽しんでいましたが、息子が混沌で逃げ回っているのを見て我に帰ります。Dianaは世界中に願いを取り消すよう訴え、Maxwellも願いを取り消し、息子と再開します。また、さらに強くなりたいと願っていたBarbaraも自分の良さに気づき、願いを取り消すのでした。
感想
力で敵と戦うのではなく、もしこうなったらの世界を描いて、説得し、取り消すというところが、普通のヒーロー映画と一味も二味も違ってておもしろかったです。アラジンのように願うだけで願いが叶ったらなと思うけど、全ての人の願いがそんな簡単に叶ってしまったら、この映画みたいに世界はめちゃくちゃになってしまうことを考えると怖すぎです。お金でも仕事でも人間関係でも今の地位を手に入れるために努力し、その目的のものだけじゃなく、その過程で付随するものも得ていて、実はそれが自分にとっても他人にとっても大事なものとなっていて、それがいかにかけがえのないものであることなんじゃないかと思いました。例えば、「有名になりたい」って思っても、実際いきなり有名になったらいきなりプライベートが奪われるとか悪い点もいっぱいあるわけで、それが願いがすぐに叶う代償として表現されてるのかな。Barbara側としては元々美人だったら如何に人生変わってたかっていうのも少し思ってはしまいますが。
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