ミュージカルRENTを制作したジョナサン・ラーソンを描いたミュージカル映画です。
作品情報
公開年:2021年
IMDbの評価:7.8/10
監督:Lin-Manuel Miranda
キャスト
Andrew Garfield(Jonathan Larson)
Alexandra Shipp(Susan)
Robin de Jesus(Michael)
Vanessa Hudgens(Karessa)
Judith Light(Rosa Stevens)
あらすじ(ネタバレ)
1990年、Jonathan Larsonはニューヨークでウェイターをしながらミュージカルの作曲家を目指していました。
ダンサーのSusanと付き合っていましたが、JonathanはSuperbiaという作品の制作に夢中でSusanのことをあまり考えてあげれてなく、Susanは夢を諦め、自分のニューヨーク以外で講師の職に就くことを決めます。
また、Jonathanの周りのゲイの間ではエイズが流行っていて若くして亡くなる人が絶えず、親友のMichaelもエイズにかかってしまいます。
Superbia発表の日、周りからは絶賛されたものの実際に舞台で上映されるまでには至らず、Jonathanは落ち込みます。自分には時間がないから就職しようとMichaelに相談しますが、Michaelはエイズで時間がないかもしれないけど、Jonathanには時間があり、才能を活かすべきと言われます。
再度躍起し、自分のことを描いたtick, tick…BOOM!を発表し、評価され、その後、RENTも上演されることになりますが、RENTの初日に大動脈解離で35歳の若さで亡くなるのでした。
感想
今となっては誰もが知っているRENTですが、こういう背景があって描かれたとは初めて知りました。才能があって努力したとしても決して報われるわけでなく、朝から晩までずっと曲のことを考え続けて、上演される可能性が100%でないのにも関わらず、作品を作り上げる姿に感銘を受け、なんでももっと努力して頑張らないといけないなと思いました。
Jonathan Laronが作る歌がもちろん良いのもありますが、ストーリーの中に自然に音楽が埋め込まれていて見やすいミュージカルでAndrew Garfieldの演技もすごかったです。
Tick, tick… BOOM!はどこで見れる?
Tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!はネットフリックスで見ることができます。