「くまのプーさん」の作者と家族の物語です。
作品情報
公開年:2017年
IMDbの評価:7.1/10
監督:Simon Curtis
キャスト
Domhnall Gleeson(Alan Milne)
Margot Robbie(Daphne Milne)
Will Tilston(Christopher Robin Aged 8)
Alex Lawther(Christopher Robin Aged 18)
Kelly Macdonald(Olive)
あらすじ(ネタバレ)
戦争にトラウマがある作家のAlanは有名作家でロンドンで妻のDaphneと子供のChristpherと共に豪華な生活を送っていましたが、行き詰まり、田舎に引っ越しました。
引っ越してからAlanは書かなくなり、派手な妻は夫と子供を残してLondonに帰ってしまいます。Christpherは厳格な父に気を使い毎日過ごし、唯一の話し相手はお手伝いのOliveでしたが、Oliveの母親が亡くなったため家を離れなきゃいけなくなり、ChristpherとAlanが家に残されます。
最初はぎこちなかった2人でしたが、森でぬいぐるみのpooh達と過ごし、AlanはChristpherの想像力に驚き一緒になって楽しみはじめます。AlanはChristpherとぬいぐるみのPooh達の物語を書こうと思い、書き始め出版すると瞬く間に有名になり、妻も戻ってきて世界中を飛び回る生活が始まります。
どこへ行っても聞かれるのは実際のChristpher Robinのことで夫婦はChristpherを表に出すことを決めChristpherはインタビューを受けたりイベントに参加しはじめますが、本の中のことは自分が父とのみ共有するものだったのにみんなが本の中のChristpher Robinを強要し、表舞台に出ることを嫌がるようになります。
徐々にそのことをAlanは理解し、もうChristpherの話は書かないと約束しますが、父親は自分のことをネタにするために遊んでたと思ったり、学校に行っても本のことでいじめられたり、ChristpherとAlanの距離はどんどん離れていきます。
Christpherが成長し戦争に行くことになり、その後、戦死の知らせが届きAlan, Daphne, Oliveは深く悲しみます。時が経ちChristpherは戦地から帰ってき、戦死の知らせは間違いということがわかり、ようやくAlanとChristpherはお互いの思いを話し和解するという話でした。
感想
ただ少年とぬいぐるみと友情の話かと思ってたらかなり深い話でした。
Alanは戦地に行ったことで心に深い傷を負い、ついつい子供に当たってしまってただただ身勝手でChristpherかわいそうだなと思ってたけど、Christpherと2人きりで過ごす事で子供の発想や想像力に驚き楽しむ事で徐々にトラウマが薄れていき、子供を気遣うようになる変化が感動的でした。
有名になりたい子供もいるけど、Christpherはそうじゃないのに人前に出ることを強要され、いじめられて有名なプーさんのChristpher Robinのモデルと言ったら側から見るとうらやましいと思うかもしれないけどやっぱり子供時代は子供らしく過ごすのが1番だと思いました。
最後の戦争からの帰還は本当に感動的でした。
Christpher Robin役のWill Tilstonが可愛すぎてもうメロメロでした💞
Domhnall Gleesonは役柄によって全然違って思わずその世界に入り込んでしまい、最近好きな俳優さんの1人です。
役によって全然違うといえばMargot Robbieもいつものイメージと違いすぎて最初誰かわかりませんでした。最初Harley QuinnやThe Wolf of Wall Streetのイメージ強かったからそういう役が続くのかと思いきや違いました。
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