シアーシャ・ローナン主演の19世紀後半の南北戦争下での4姉妹を描く若草物語の映画です。
作品情報
公開年:2019年
IMDbの評価:7.8/10
監督:Greta Gerwig
キャスト
Saoirse Ronan(Jo March)
Emma Watson(Meg March)
Florence Pugh(Amy March)
Eliza Scanlen(Beth March)
Laura Dern(Marmee March)
Timothée Chalamet(Laurie)
Louis Garrel(Friedrich Bhaer)
あらすじ(ネタバレ)
19世紀後半のアメリカのマサチューセッツで父親が南北戦争に行き、March家では母親のMarmee、と4姉妹Meg、Jo、Beth、Amyが慎ましくも仲良く暮らしていました。女性は結婚して子供を産むのが良いとされていた時代でJoは男性名となのに大衆文学を書き、売り込んでいました。JoはMarch家の近所に住む上流階級の家のLaurieと出会い、仲良くなり、一緒に過ごすようになります。また、MegはJoの家庭教師であるJohnと会うようになります。Amyは活発で絵が得意で姉達のことを羨ましくしばしばJoとぶつかっていました。Bethはピアノが得意でLaurieの祖父に気に入られ、度々ピアノを弾きに行っていましたが、優しく、姉や妹が貧しい家に手伝いにいかない時も、自分だけは手伝いに行って、それによって猩紅熱にかかってしまいます。Joや帰ってきた両親も看病しますが、Bethは死んでしまいます。MegとJohnは結婚し、貧しいながらにも幸せに過ごし、Laurieは今までの思いをJoに伝えますが、Joは断り、ロサンゼルスに小説を書く修行に行き、旅行に行ったLaurieとAmyは結婚します。Joは大衆に受ける小説ではなく、自分たちのことを描いた小説を書き、出版が決まり、また、ロサンゼルスで仲良くなったFriedrichと結婚するのでした。
感想
何度もリメイクされている若草物語です。前作も前見ましたが、すっかり内容を忘れていました。イギリスの19世紀の映画はよくありますが、アメリカの映画は多くなく、主演がSaoirse RonanとEmma Watosonだったので最初イギリスが舞台かと思っちゃいました。出演者に思い入れがないとストーリー自体を純粋に楽しめるのですが、Little WomenのキャストだとSaoirse RonanとTimothee Chalametが一緒になってほしすぎてJoが違う人と結婚したのは納得いかず、どうせなら独身を貫いてほしかったです。Bethは猩紅熱で亡くなってしまい、今だと抗菌薬ですぐ治るのに100年前だと亡くなることが多かったっていうことを知り、医療の進歩はすごく、100年後には今治らない病気も治るようになるかもしれないと思うと楽しみです。戦争の時代で自分が貧しいながらにも他人の世話を厭わないBethや女性が世で認められない時代に、作家として成功するJoには感動でした。最近見た映画に母親役だったLaura Dernがかなりの割合で出てくるのですが、キャラクターがどの映画でも全然違ってうますぎです。
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