インドの田舎で迷子になり、オーストラリアで養子となった男の子が成長し、故郷を探す話です。
作品情報
公開年:2016年
IMDbの評価:8.0/10
監督:Garth Davis
キャスト
Dev Patel(Saroo Brierley)
Sunny Pawar(Young Saroo)
Nicole Kidman(Sue Brierley)
David Wenham(Mantosh Brierley)
Rooney Mara(Lucy)
あらすじ(ネタバレ)
インドのある街でお母さんとお兄さんと貧しく暮らす5歳のSarooはお兄さんが仕事に行くのを駅で待って寝てしまい、その後も迎えがなく停まっていた電車に移動し寝ていたら、その電車が動いてしまい、電車からでれなくなってしまいます。
電車が着いた先はカルカッタで言葉も喋れず出身地を言うもそんな場所はないと言われ、路上生活を送ることに。
そんな時、Noorが助けてくれ家に招き入れ、食事を用意してくれたり、一緒に生活していましたが、実は人身売買をしており、それを察したSarooはそこから逃げ出し、また路上生活が始まります。
ある日、カフェの前で座っていたら、カフェにいた青年が警察に連れてってくれ、実家を探そうとしましたが見つからず、孤児院に入ります。そこは生活はできるけど体罰にあったりするひどい場所でした。
その後、オーストラリアの夫婦がSarooを引き取りたいと言い、Sarooはオーストラリアへと向かいます。そこではBrieriey夫妻が向かい入れてくれて、Sarooは戸惑いながらも馴染んでいき、しあわせな生活を送れるかと思いきや、2人目の養子Mantoshが中々の問題児で手を焼きます。
それから10数年経ち、Sarooはメルボルンの大学へ行き、Lucy(Rooney Mara)と出会います。周りから今だったら自分の出身地をカルカッタから何日かかったかと電車の時速を調べればグーグルアースで探せるといわれ、自分の出身地を探し始めます。徐々に探すのに夢中になりすぎて家族や仕事もないがしろにし、お母さんのSue(Nicole Kidman)は徐々に壊れていきます。
ようやく自分の出身地を探し当てBrierieyに打ち明け、Sarooはインドに向かい25年ぶりに母と再開します。
感想
この話は実話で実話って考えたらすごいなって思いました。
最初、Sarooと兄しか出てこないからお母さんはもう死んでて2人だけだから働かなきゃ行けないのかなと思ったら違って混乱しました。
Sarooが迷子になるのと大人になってからの出身地探しの2つが話の筋でその間のストーリーが抜けてて後からはわかるけどMantoshがどう関わっていくのかとかSarooはどのように育ってSueがいつから壊れていったのがあっても良かったのかなと思いました。
この話は親の問題で子が養子になったわけじゃないので違うかもしれないけど、生みの親より育ての親だと思ってるから、Sarooのあの態度はなんだんだろ?ってちょっと思っちゃいました。
SarooがSueに養子だからSueは辛い思いをするから自分の子を待てば良かったという問いに対して産むことはできたけど世界中には困っている子供達がいてその子達を救う方が大事だからその道を選んだって言ってたのが感動しました。
25年の迷子っていうのは日本とかアメリカとかではないことだから題材が新鮮でおもしろかったです。 とりあえずSaroo役の子役の子がかわいすぎでした。
ライオンはどこで見れる?
ライオンはネットフリックス、hulu、dtv、アマゾンプライムビデオで見ることができます。
amazonではレンタル・購入もできます。