アメリカの歌手アレサ・フランクリンの物語です。
作品情報
公開年:2021年
IMDbの評価:6.6/10
監督:Liesl Tommy
キャスト
Jennifer Hudson(Aretha Franklin)
Forest Whitaker(C. L. Franklin)
Marlon Wayans(Ted White)
Tituss Burgess(James Cleveland)
Audra McDonald(Barbara)
あらすじ(ネタバレ)
アレサ・フランクリン(Jennifer Hudson)は小さい頃から歌の才能があり、教会の牧師である父が主催するパーティーで歌っていました。父親と母親は父親のDVにより離婚しており、母親はピアニストで忙しく、アレサは母親が家に来て一緒に歌うのを楽しみにしていました。しかし、母親は死んでしまい、アレサは悲しみ、話せなくなってしまいます。父親に寂しさで話さないことを怒られますが、周りの支えもあり、再び歌うようになります。
父親のパーティーが開催されている時、自分の部屋で寝ていると誰かが入ってきて12歳で妊娠してしまいます。その後、15歳でも子供を産みますが、アレサは歌手への夢が諦められず、父と一緒に巡業したり、レコード会社をあたります。ヒットが出したく、いろんなジャンルの曲を歌いますが、中々ヒットに恵まれず、父親とも喧嘩し、テッド・ホワイトと結婚し、家を出て行きます。
レコード会社を変え、郊外のスタジオで曲のアレンジをしていると、どんどんいい曲が出来上がってきます。しかし、テッドはアレサが他の男の人と話しているのが、気に食わず、アレサに暴力をふり、アレサは実家に逃げて行きます。家に帰り、地元の街を歩いていると自分の歌った曲が流れ、ヒットしたことがわかり、家族共々喜びます。
テッドは暴力を謝り、再びレコーディングを続け、アレサは有名になり、成功します。しかし、テッドの暴力はエスカレートし、離婚します。
有名になり、忙しくなることでアレサはアルコールに溺れていき、周りのことを邪険に扱い、遂にはステージ上で倒れてしまいます。その後、アルコールはたち、周りにも支えられ、周りにはやらないと言われながらも兼ねてから作りたかったゴスペルミュージックのアルバムを作ることに決め、そのアルバムはアレサ1番のヒットとなるのでした。
感想
アレサ・フランクリンという名前は知りませんでしたが、ほとんどの曲知ってるぐらい有名な曲ばかりでそんな曲を歌っている人がこんなに壮絶な人生をおくってるとはびっくりです。
いくら才能があってもいい曲に巡り合えるか、アレンジがしっくりくるかなどいろんな要素が重なり合わないと成功できない厳しく、成功してからも周りからのプレッシャーや目があり、少しのことで築き上げたものは崩れ落ちてしまい大変な世界だなと思いました。
曲作りってギター1本、ピアノ1つとかで黙々とやるというイメージがあったけどバンド総勢でアレンジして行き、曲がどんどん良くなっていく様子は見てて楽しかったです。この壮絶人生を見た後の年をとってからのコンサートは感動的でした。
リスペクトはどこで見れる?
リスペクトは全国の映画館で見ることができます。