エマ・ストーン主演映画『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜(The Help)』あらすじ(ネタバレ)・感想・どこで見れる?

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評価 :5/5。

1960年台にライターを目指すSkeeterが黒人メイドの現状をインタビューし、本にする物語です。

目次

作品情報

公開年:2011年
IMDbの評価:8.0/10
監督:Tate Taylor

キャスト

Emma Stone(Skeeter Phelan)
Viola Davis(Aibileen Clark)
Bryce Dallas Howard(Hilly Holbrook)
Octavia Spencer(Minny Jackson)
Jessica Chastain(Celia Foote)
Allison Janney(Charlotte Phelan)

あらすじ(ネタバレ)

1960年台のまだ黒人差別が残るミシシッピでまだ結婚して家庭に入ることが主流の中、Skeeterは大学に行き、卒業して実家のあるミシシッピに戻ります。出版社で記事を書きたく、黒人メイドについての現状を書きたく提案します。Skeeterは家庭欄も担当しており、友人のElizabethのメイドAibileenに話を聞いており、家事のことに加え、現状について本にしたいと提案しますが、本が世に出て身バレしたときのリスクを考え、最初は渋るも承諾してもらいます。黒人メイドの境遇は酷く、時給は安く、白人の子供を育てる代わりに、自分の子供は育てられず、家でも差別発言を受け続けていました。Hillyは特に酷く、メイドの目の前で堂々と悪口も言うし、友達のメイドにも口を出したり、気に入らないとすぐにクビにしていました。夫にDVされ、子供を持ちHillyの元で働いていたMinnieも協力することになり、その後、黒人が殺される事件があり、その現状に不満を持ったメイドたちもSkeeterに協力します。Minnieは不器用だけど明るくHillyに目の敵にされているCeliaの元で働くことになり、Celiaと友情を築いていきます。Skeeterは遂に本を出版し、本は話題を呼び、SkeeterはAibileen達に協力金を渡します。SkeeterはHilly達や恋人に批判されますが、ニューヨークの出版社の就職が決まります。また、AibileenはHillyの嫌がらせでメイドを辞めされられてしまいますが、ライターになることを決め、教会でも語ることの勇気を讃えられます。MinnieはSkeeterやAibileenの勇気を見習い、DV夫の元を去り、Celiaと夫にもメイドに来てくれたことを感謝されるのでした。

感想

公開当時にも見たのですが、おもしろい映画ではあるけど、なんでそこまで映画や出演者が評価されているのかがわかりませんでした。時が経ち、いろんな知識を得た上で見てみると、AibileenやMinnieが行ったことがいかに勇気がいる行為だったのかが分かるし、Viola DavisやOctavia Spencerの演技が素晴らしすぎることが分かりました。Hillyは黒人差別がひどいけど、その時代には白人と黒人の生活圏は違うことが多く、それが当たり前とされていたから、逆にそれは違うと気づき声をあげようと思ったSkeeterもすごいです。今でこそ差別は良くないとされるけど、実は今当たり前に行われていることが実は間違っていてそれに反発していくことはかなり難しいじゃないかなと思いました。
脇のキャストも今だと有名になっている人が結構多く、ハリウッドの中で1番違いがわからないBryce Dallas HowardとJessica Chastainが共演してるのに驚きました。今作だと髪の色もキャラクターも全然違うので見分けがつくけど、他の映画だといつもどっちかわかりません。
同じ映画でもみる年齢や知識量の違いによって感じることが変わって昔見た映画も見直したくなりました。

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この記事を書いた人

こんにちは。Chihiroです。
映画・海外ドラマについて発信しています。
Netflix、Disney+、Hulu、Amazon Prime Video、Apple TVで毎日映画・海外ドラマ三昧の生活をしています。

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